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<地方都市の概要>
岩国市(いわくにし)は、中国地方の西部、山口県の東端に位置する市。
錦帯橋や白蛇生息地で知られる。
又、広島市(広島県西部)や周南市などと同様に、瀬戸内工業地域の一角を担っている。

旧岩国市は、江戸時代には、長州藩支藩、吉川氏の治める岩国藩の城下町であった。
山陽本線・国道2号が幹線として東西を横断し、西の防府市までは85km、東の広島市までは35kmとなっている。
このため、山口県内の市町村よりも広島県西部の自治体との交流関係が深く、
広島市のベッドタウンとしても機能している。

旧市の大部分では、地元以外に広島県方面にアンテナを向けて広島県のテレビジョン放送を見る世帯が多かった。
このため、山口県地上デジタルテレビジョン放送の岩国中継局は、広島県江田島市の野登呂山に設けられた。

■岩国市の歴史■
関ヶ原の戦いの後、長門・周防の2国に減封された毛利家当主・毛利輝元は、東の守りとして、
毛利元就の次男・吉川元春三男で、吉川家を相続していた吉川広家に岩国を与えた。
以後、岩国は、吉川家が治める岩国藩6万石の城下町として現西岩国駅の周辺が繁栄した。

明治維新後、1925年(大正14)、現岩国駅周辺の麻里布地区に帝国人造絹糸の工場が建設され、
以降山陽パルプ工業、東洋紡績などが進出。「人絹町」と呼ばれる工業地帯が発展した。

昭和に入り、近隣の広島や呉や江田島と並んで、日本陸軍燃料廠や岩国海兵団などが設置され、
軍事都市としての色が濃くなり、別々の町だった岩国と麻里布が合併して市制を敷いた。
同市の柱島には日本海軍の錨地が置かれ、戦前、戦中を通して泊地として使われた。

戦後は軍用地跡に工場進出があったが、旧日本海軍の航空基地跡に在日米軍の岩国基地も設置され、
米軍の日本国内での軍事拠点の一つとなっている。

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■岩国のシロヘビ■

岩国のシロヘビ(いわくにのしろへび)とは、山口県岩国市で発見されたヘビである。
動物の白化現象は一代で終わり遺伝することはないものもあるが、
この白ヘビは遺伝によって白化が子孫の代にも受け継がれている。

白色の理由
アオダイショウが白化したもの(アルビノ)である。
アルビノは、突然変異によってメラニン色素を合成できなくなった生物であり、
劣性遺伝のため通常個体との間にできた次世代(ヘテロ個体)では通常体色である。
また、体色が白くて目立つため天敵に捕食されやすい。
一般には自然下ではアルビノの出現は稀であり、ハツカネズミやシロウサギのように、
飼育下で系統をコントロールすることにより維持される。
岩国のシロヘビの場合、人間の飼育下ではないにもかかわらず、高い頻度でアルビノが出現している。
この地域の人々が昔からシロヘビを神の使いとして特別大切にしてきたためであろうといわれている。

白ヘビについて生息地は岩国市のみである。
白ヘビが見られるのは、そのなかでも横山地区、今津町、山手町、旭町、尾津町。
白ヘビが天然記念物に指定されたのは、大正13年12月9日。
ただし、アオダイショウのアルビノ自体は、ごく稀ではあるが、日本各地から報告されている。
また、発見された個体を元に複数の系統が累代飼育されている。それらは天然記念物ではない。

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